エンリッチメント大賞をカピバラが受賞
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正確には、市民ZOOネットワークが主催するエンリッチメント大賞2009(第8回)に
長崎バイオパークのカピバラ飼育での取り組みが選ばれました!


エンリッチメント大賞 2009(市民ZOOネットワークのページ)

今年で第8回目を迎えたエンリッチメント大賞2009には、全国から56件の応募(49件の取り組み)がありました。7月下旬から8月にかけて一次審査の書類選考を通過した11件について、市民ZOOスタッフによるヒアリング調査を実施しました。二次審査である審査委員会が開催されたのは9月13日。今年は以下の3つの取り組みを大賞として表彰することとしました。

大賞に選ばれた3つの取り組みは、どれもそれぞれの動物のニーズにあった飼育環境を整え、そこで暮らす動物たちのQOL(=Quality Of Life / 生活の質)を高めるものである点が共通しています。飼育下に多様な環境を用意して、動物自身がその時々でより快適で心地よい場所を選択することができるような工夫がなされています。


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【審査委員コメント】
 日本最多数のカピバラを飼育している長崎バイオパークでは、カピバラたちは一頭の雄を中心とした大きな群れで、水辺で暮らしています。これは野生での生活形態に非常に近く、例えば、群れの中の複数の母親が共同で子育てを行う習性が発揮できるため、人工哺育が不要であることや、十分な広さ・深さの水場を与えることで泳ぐ、潜るといった行動を発現できることにつながっています。
 さらに、「露天風呂」を設置したことで冬季の課題であった皮膚の乾燥や疾病を予防できるようになりました。
 空きスペースや混合展示の手法を活用することでいわゆる余剰個体にも快適な暮らしを提供しています。

 ここに暮らすカピバラののどかでゆったりとした様子や繁殖率の高さは、快適な環境のため、ストレスが軽減されているからだと推測されます。

 次々と繁殖を成功させているカピバラたちの血統管理が、今後の課題といえるでしょう。


<追記>

Como esta! BIO PARK(2009年10月13日附)にも記事出ました。
カピバラの飼育展示手法がエンリッチメント大賞2009を受賞しました
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by capybaraengine | 2009-10-13 10:24 | 長崎カピバラ(バイオパーク)
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