1月3日神戸一発目とテレビでカピバラ
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     ぬくぬくライトの下の神戸カピバラ母娘。気温の関係でふたりともむっくむくです。

さて、1月3日NHK総合で放送の「ダーウィンが来た!」待望のカピバラ特集。
基本的な野生での生態や姿を押さえながら、広大なパンタナールに生きるカピバラ家族を追った取材スタッフと現地コーディネーターさんによる大力作でありましたね。

癒し系とか無気力系とかカピバラに対するイメージが偏りすぎている風潮に流されない紹介、
特に他者を寄せ付けず排除する、群れ単位での行動をしっかり紹介してくれたのは
野生動物としての本来の姿をしっかり見ようという基本姿勢で動いているウチとしては
我が意を得たというか都合がいいというか大変ありがたい内容でありました。
これだからダーウィンって好きよ。

ところでゴロンゴロン転がるカピバラの上を丸太乗りのように器用に移動しながら
体にくっついた虫や寄生虫や種、ゴミなどを食べてくれる鳥が写っていたのをご記憶でしょうか。
黒い中型の鳥。ムクドリを思わせるシルエットだなあと思っていたら、
あれがCarib Grackle 和名: コクロムクドリモドキ でした。

"Capybaras: A Natural History of the World's Largest Rodent "(Rexford D. Lord)の
53ページにも載っております。ちなみに黒いのはオスで、メスの羽は茶色いです。

この本の51ページにも載っていますある研究(Azcarate. 1978年)によると
カピバラの外部寄生虫(内臓や筋肉に潜ってるんじゃなくて、表皮とか皮下につくヤツね)をついばんでくれるありがたい鳥の中で、
このコクロムクドリモドキが44.4%で堂々の1位、
おなじみのウシタイランチョウが37.7%で2位。
あとは本の表紙写真に写っているアマサギが3位(13.3%)、 
4位・キバラカラカラ(2.7%) 5位・オオハシカッコウ(1.9%) と
コクロムクドリモドキとウシタイランチョウ合わせて8割のシェア(?)でダントツだとか。
ですからカピバラ+鳥の絵を描くときにはこの2種を押さえておけば間違いはないかと。

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                       群れのリーダーと子分1

しかし何回見ても野生のオスのモリージョはスゴイですな。てっらてらに光っていて巨大で、小高い丘(”モリージョ”の意味)なんて騒ぎじゃなくて。いや、モリだけでなくがっちりとした筋肉質の体、ハイスピード撮影でくっきり浮かび上がる筋肉のたくましい動き。
体重50キロ超えのあんな動物があの瞬発力(つまりそれがカピバラエンジン!)で突進して来る姿を想像すると………。
いや、数値データ的にはイノシシなんかより全然小さいわけですが、人間にとってはけして小さいわけではないですしね。



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              「そんなたくましい殿方をお待ちしておりますワ」(キラキラ)
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by capybaraengine | 2010-01-04 22:44 | 神戸カピバラ(王子動物園)
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