超巨大げっ歯目、あらわる
  推定体重は1トン、ウルグアイで巨大ネズミの化石が発見

  世界最大のネズミと言うことで、現存する世界最大のネズミ・カピバラを紹介し
  発見されたのはその何倍もある…という書き方をした記事を
  あちこちで目にされたことと思います。

  上に揚げた記事には、その推定体重1トンのネズミとカピバラとを並べた
  掲載されているのですが、それがまあ、どうみても、カピバラのイラストを
  拡大コピーペーストしただけ、という(しかもモトの画像の解像度が低かったので
  拡大したら線がギザギザ)というヒドすぎな絵です。
f0138828_19495832.jpg


  等身とか足の長さ太さなどの身体のバランスを保ったまま巨大化するハズもなく
  生物学的な考察を無視し、画像拡大ですませるのはひどすぎると思います。

f0138828_18343771.jpg
  まったくもってヒドいです。どれだけひどいかというと…


f0138828_18345053.jpg
  これぐらいですドーン。


  上のは毎度おなじみ神戸市立王子動物園ですが
  カピバラの聖地((c)カピバラ友の会)・長崎バイオパークだとこんな感じ
f0138828_20124794.jpg
f0138828_18384257.jpg
  ドーン。          


  市原ぞうの国にやってきました。
f0138828_2014247.jpg
  ドーーン。
f0138828_18391526.jpg


  ぞうの国ですから、ぞうのショーにも出演してます。
f0138828_20144154.jpg
  ド……あ、ちょっと大きすぎた。 


f0138828_18392837.jpg
  なぜか不思議と、あまり違和感がない気がしてきました。



f0138828_2234622.jpg
                     意外とアリかも?









(おまけ:没写真)

f0138828_2016645.jpg
  昨年10月21日に、子象オウジ(雄)を出産したアジアゾウのズゼ(18歳・王子動物園)と。
  スケールつきで親切な割に、写真としておもしろみが薄いので没。

f0138828_2017264.jpg
  さいたまこども動物自然公園にて。だいたい牛ぐらいのサイズ、という記述があったので、
  牛とウミ(埼玉父)。見ればわかると思いますが、「カピバラがでかい」、ではなく
  「牛が小さい」という写真に。


(おもったこと)

  古いB級SF怪奇映画で、フツーの蜘蛛や蟻やイグアナをひねりもなくそのまま合成して、
  巨大生物でござい、としているものがありますが(そういうのは古い映画だから、ではなく、
  当時としてもこれはいかがなものか、だったと思いますが)あれって案外、いろいろいじっ
  ているうちに目が変な方向に慣れて、コレって案外おっけーじゃんとか思うように至ったの
  ではないかと思うようになりました。

  ところで変にうまく合成できてしまったモノもありますが、バイオパークやぞうのショー
  みたいに、明らかに切り抜いて貼っつけました、みたいなのもあって、なんか、そういう 
  のはMTVとか一昔前の音楽フラッシュみたいで逆になんだかアート系ぽい。
  ただのヘタを、狙った稚拙、と言い切ってみるとアートになるのではないか。
  言い切る勇気こそアートの第一歩。話が変な方向にゆがんできたのでこの辺で。


(追記)

巨大げっ歯目の記事、"artists impression "として想像図を載せているところもあるんですよ。現存する巨大げっ歯目も比較として出ているのですが、それがカピバラでなく、なぜかパカラナなのです。パカラナってかなりマイナーだよねえ。なぜ。
パカラナに近かったんでしょうか、化石。

f0138828_2038555.jpg
  2003年、長崎バイオパークで撮影。名前は小太郎。
  同じ頃伊豆シャボテン公園にも2頭いたようです。現在は国内にはいないハズ。
  動きが遅く、攻撃性も低いために絶滅危惧種。カピはいざとなったら速いし泳ぐし戦うし。
  世間一般の”カピバラ”イメージは、実はこのパカラナの方が近いのではないかと。
[PR]
by capybaraengine | 2008-01-17 19:57 | ネタ
<< 干支展 1995年1月のカピバラ >>
解析
IT GEAR