神戸のシチメンチョウさんとカピバラの関係
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王子動物園では2007年夏ぐらいまでカピバラ舎にシチメンチョウさんのつがいがいっしょに住んでいました。もとはといえば突然ケンカを始めたりするカピバラの気をそらすために、もっと気をひく生き物を…という事だったようです。
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結果として、シチメンチョウさんは好奇心旺盛な小さなげっ歯目に尾羽を囓られたり足下をちょろりょろ走られまくったり時々怒ったりしていましたが、おおむね良好な同居生活になったようです。
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                 仲良くくつろぐシチメンチョウさんと母カピ。

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         カピたちといっしょに「ゴハンまだかな」をするシチメンチョウさん。



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現在、シチメンチョウさんはカピ舎でのお仕事から解放され、正門入って正面のバードケージで暮らしています。
春の求愛シーズンには孔雀たちに混じってがんばってアピールする姿が見られました。

動画。


小さくてちょこまかしたいたずらげっ歯目に囓られて悲惨になっていた尾羽も復活し
見事なアプローチっぷりです。がんばってます。がんばって…ます…。




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シチメンチョウさんといえば、何とも言えない質感の肌を持ち、赤くなったり青くなったり、羽を震わせふくらませ、甲高い声を張り上げ、威嚇しまくり怒りっぽく攻撃的な鳥だと思ってる方も多いのではないのでしょうか。

しかしあの一連の動作は別におどかしているわけではなく、自分を大きく強く派手に見せることでメスにアピールするという意味を持つ動作なのです。
そしてあの、七面の名の由来となった色の変化は、色素の働きではなく、光の散乱現象でもって起きているそうです。

また、あの不思議な肉垂(にくすい)↓
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                            だらーん
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                           縮んでいる状態

これもメスにはアピールし、他のオスには自分の立派さを誇示するために必要な器官なのです。

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              こんなのがクチバシの付け根部分から生えて
             こんなにも延びて邪魔じゃないのかなあと。

シチメンチョウさんは一夫多妻で、一羽でも多く妻をめとるためにこれでがんばるわけです。

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           振り回してます。もしかしたら時々自分でも邪魔に思ったりする?
           それともハードロッカー?

また、夏の暑いときにはこの肉垂で熱を発散させるのだとか。
不思議で、あなどれない肉垂なのです。

■市原ぞうの国のシチメンチョウさん。(2008/1/1)

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神戸のシチメンチョウさんより一回り小さい気がします。
それでも回りの鶏や烏骨鶏、ホロホロ鳥などを寄せ付けぬ風格。

ゴハンもあげてみました。
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目の優しい、かわいらしいシチメンさんです。
「トリのエサ」やニンジンをあげてみたのですが、器用にエサだけついばみ、
こちらの手にはいっさい当たりません。

…と思ってたらつつかれました。
エサがなくなったのに手をひっこめないでいると、
まだあると思ってつっついてくるので、終わったら手をそのままにしてはいけないと
ダチョウさんやエミューさんにもつつかれたあとでようやく学びました。<アホやコイツ…

あ、こっちはカピと暮らしているわけではありませんので念のため。
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by capybaraengine | 2008-04-01 08:39 | 神戸カピバラ(王子動物園)
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