
みんなが外に出ている昼間、なぜか兄カピ(1歳2ヶ月)ひとりだけ室内に入れられています。
ぽつーん。

カピバラは神経質なところがあって、些細なことで仲間内で争いが起こると
一匹を徹底的に攻撃する傾向がある(王子動物園機関誌「はばたき」60号より)そうで
どうやら兄カピがその対象になってしまったようなのです。
ここのところのベビーラッシュに父カピ(群れのリーダー)の不在などもあって
オスとしての兆候を見せ始めた兄カピが
異質な存在として標的となってしまった、ということなのかもしれません。
夕方、みんなを入れた状態。

みんなに落ち着きが戻るまではしばしこんな感じなのでしょうか。
がんばれ兄カピ。
こういう争いから気をそらす手として
シチメンチョウさんが同居しているわけですが、
シチメンチョウさんですらこの事態には効果が薄いのか
それともすっかりなじんでしまったのか。

…なじんでる気がするな。